心臓ドック検査で命を守る~早期発見が治療完治のキーポイント~

医者

胃がんの転移と治療費

進行度により治療費も異なる

診察

胃がんは日本人に最も多いがんのひとつです。その治療にかかる費用は、胃がんがどの程度まで進行しているかによって異なります。ごく早期のがんであれば、内視鏡手術で取り除くことができます。この場合は1週間以内の入院で、費用もほぼ30万円以下で済みます。開腹手術や腹腔鏡下手術が必要な場合は、入院が20日〜1か月以上になることもあり、費用も100〜120万円以上になります。ただし保険や高額医療費制度の適用を受けられるので、実際に窓口で負担するのは1か月10万円程度になるのが一般的です。なお高度先進医療にかかる費用や、差額ベッド代、民間療法を受けた部分の治療費などは、すべて自己負担となるので注意が必要です。

転移のパターン

胃がんが胃壁の表層にのみ留まっている場合には、転移は起こりません。しかし胃の筋肉にまで達していると進行胃がんと診断され、転移の可能性があります。このうちリンパ節からの転移は、比較的早期の胃がんでも起こりえます。しかし胃の近くの組織に転移しているだけのことが多く、この場合は手術で切除すれば治療できます。がん細胞が血管に入り込んだり、胃の壁を貫いて直接外へこぼれたりする転移は、胃がんが相当進んでいないと起こりません。この場合は手術で取り除くのは困難なので、抗がん剤による治療が必要になります。転移しているかどうかはCT検査やFDG-PET検査で調べますが、実際には開腹してみないと発見できない転移もあります。